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大人になった自分にどんなプレゼントをしたいですか 〜『群青』を聴きながら考えたこと〜

こんにちは、スタッフの川眞田です。

松尾塾ではロゴマークのデザインや「まねぶ通信」などの印刷物制作を担当しています。 時々、気ままなペースでこちら(ブログ)をお借りして、いいなと思った書籍や音楽について 思いつくまま書いてみたいと思います。 今回は、音楽ユニット「YOASOBI」さんの『群青』という曲を聴きながら考えたことについて。 いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの彼らなのでいまさら紹介するまでもありませんが、 YOASOBIは小説などの原作をテーマに楽曲制作している音楽ユニット。 『群青』は、「ブルーピリオド」という美術を主軸にした青春群像劇にインスパイアされてできた曲だそうです。 * * * * * * * * * * * * * * *

中高生のみなさんは、いま人生の中でもいろいろな意味で「特別な時期」にいます。 わたしはその最中にいる時に、いま自分がとても貴重な時期を生きているとは思い至らなくて、 そういえば周りの大人がそんなことを言っていたしそれは正しかったんだなと気がついたのは、 もうずいぶん大人になってからのことでした。 ある時、今の自分の喜びも後悔も、手元にある選択肢も、多くのものがその「特別な時期」に  作られたものだということを実感を伴ってしっかり感じられた出来事がありました。  いま自分が受け取っているものは、いいものもそうでないものも過去の自分からの贈り物なんだなぁと。  どこの高校・大学に行くのか、どんな人と仲良くするのか、 誰の話を受け入れるのか、 何をどれだけ頑張るのか、自分の可能性はどれくらいあると見積もるのか━。  それらすべての選択と決断が、いまの自分を作っているという当たり前のことが、 大人になってようやく理解できたのでした。  そういうことに気がついた時、わたしは自分が早い段階で「大学に行く」と決めていたことには とても感謝しました。 進学したことでたくさんの出会いと学びがあり、 確実に自分の人生を助けてくれたと感じています。 一方で、「わたしはこれくらいのレベルで十分。それ以上求めるなんて無理だ。贅沢だし分不相応だ」と 限界を決めたことには後悔しました。 なんの確証もないのに勝手にそう思っていたし、思い込まされていたように思います。 また、好きなことがあったのに「そんなことは仕事にできない」と何も知らないことを知らずに 結論を出してしまったことにもとても後悔があります。 もちろん、ある時の決断や選択だけがすべてでどこまで行っても方向転換できないわけではありません。 でも確実に遠回りすることになる。もったいなかったなと思います。 


何か目標を作って、それに向かって頑張ることってしんどいことも多いです。

やればやるほど自分の出来ないところが目に付くし、周りのすごさや目指す場所の遠さ・高さに

気が遠くなるもの。

「犠牲にする」ほどではなくても、ちょっとした我慢も必要です。

それに、「選択・決断」は「自己責任」ともイコールです。 弱音を吐いても「あんたが決めたんでしょ!」

と言われれば逃げ場がなくなるかもしれません。

さらにわたしは「失敗したときにはずかしい」という気持ちもありました。

いま思えばそんなの失敗でもなんでもないけど、その時は視野が狭くてそんな風に思ってしまってたんですね

(誰か大人に助けを求めてもよかったのにな〜と、大人になったいまなら思えるのですが)。


でも、それでも勇気を持って目標を決めてみる、何かにチャレンジしてみる、それを人に言ってみる。

それは決して楽なことではないけれど、いつかあなた自身に思いがけない形で返ってくるし、

頑張らなければ見られなかった世界を見せてくれるはずです。


「群青」を聞いていると、いま目の前にあるいろんな壁や諦めそうになっているあれこれに

立ち向かってみよう、将来の自分にもっといい景色を見せてあげようという気持ちがじわっと湧いてきます。

単純すぎ?

でも、自分で自分に適度な期待を持ち続けながら生きていくことは大切で、

そのために気持ちを支えてくれるものはたくさんあった方がいいな、と思うんです。



みなさんの「特別な時期」がより良いものになることを願いながらおすすめしてみました。 勉強の合間の休憩に、一度聴いてみてもらえたらうれしいです!


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